理事長 武谷 ピニロピ
「カナマイシン」「ペニシリン」「ストレプトマイシン」など、画期的な新薬が次々に誕生したのもこの年である。「少しでも患者を楽にしてあげたい」と願う院長は、効果があると判断すれば、保険適応外の患者にも積極的に投与。結局保険金がおりず、その分は診療所の「持出し」となった。この持出し分が余りにも多いので、事務の人たちは頭を悩ませたそうである。
これを機に、新病棟を残して古い建物を全面的に撤去し、新築工事に着手。新しい診療所は、円形棟を中心に、放射状に病棟が広がるロシアの病院を模した造りとした。この年に、産・婦人科を新設。人員も30名となり全診療科が揃った。
武谷病院は1967年竣工の旧館を合わせると延床面積3,441平米、ベッド数108床、職員数107名の病院に成長した。その後病床は102となった。